はじめまして

 『こんな所です。』

 ようこそ、齋藤農園にお越し頂きありがとうございます。
私ども齋藤農園の所在地は千葉県長生郡一宮町で、緩やかな
弧を描く九十九里浜の南端、北緯35度21分・東経140
度22分に位置し、東に太平洋、西に丘陵台地をひかえた風
光明媚で温暖な気候に恵まれた、人口12,122人(平成17年1月1日現在)の農業を基幹産業とする町です。
 町のキャッチフレーズ「緑と海と太陽のまち」です。東京からJR外房線特急で60分・快速電車で90分と首都圏への通勤圏の町でもあります。

『自己紹介』

 私ども夫婦は、私がサラリーマン・妻がフルタイムの農業と兼業農家です。父が60歳になった昭和51年、勤め人なら定年だと言い、農業を初め所帯を任されました。つい最近まで周りの農地に迷惑をかけない程度の管理をしておりましたが、8年前、水稲の「ポット苗」による昔乍らの成苗の田植え、そして「EM菌による自然農法」との出合いにより、農業の面白さ、そして難しさを知りました。
 以後、機会ある度に研修会、視察と農業技術の研鑽を重ね、消費者により安全で美味しい農産物の提供、そして環境に負荷を与えない農法に努めて参り、今後も更なる技術の改善をと考えております。現在の経営内容は、水稲65a、日本梨53a、普通畑20aと小規模ではありますが、その分小回りの効いた肥培管理に努め、自信作の農産物を皆さんへ提供したいと考えております。

 『農業への取組み』

 より多くの人達に、より安全で美味しい農産物を届ける為に、今までの経済効率優先の農業から発想の転換をし、「温故知新」と言う論語ではありませんが、昔の先輩方の技術を現代風にアレンジした、新たな技術を生み出す事が必要だと思っております。
 有機農業の原点は、自然との共生・循環、そして自然環境に負荷を与えない。だからこそ化学合成資材は極力使用しないで、全ての命と環境に優しい技術の創設とその技術の確立が最大の課題と考えております。苦しいから・難しいからと逃げていると、楽しい事からも遠ざかる。人間の原動力は『夢』と『ロマン』出来る処から一歩一歩前進のみ。でも、なかなか思うように行かないし課題も多い、だからまた面白いのかも知れません。
『環境』『食料』そして『医療』は人類共有の財産、我々百姓は食料と環境のために本気で頑張らなければならないと日夜考えております。

『ホームページ開設への思い』

 現在、官公署、各法人、お店、農家そして個人とあらゆる人達がホームページを開設し、色々な形で情報の発信をしております。お陰さまで私も農業に関する情報をはじめ色々な情報の収集や物の購入にと活用させていただいております。
 そして最近では、農家が自園のホームページを開設する方が多くなり、栽培の方法や農園の様子などを公開しております。また、私ども長生地域(千葉県長生郡)では、平成7年度にJA長生が第5次中期3カ年計画で建設された、広域一元化出荷場「グリーンウェーブ長生」も建設以来10年が経ち、昨年(平成16年度)から選果機の更新をしており、今回導入される機器は、梨の場合「重量・形状」はもちろんのこと、「果実の糖度」『中身の状況」(芯腐れ等)も瞬時に検査ができるとのこと、そして選果、選別され完成した箱の中の梨は誰が生産した梨かが確認できるシステムが今年(平成17年度)の秋から稼動されるとのことです。
 この様に現在では、役所の情報公開をはじめ色々なところでそれぞれが情報公開をしております。しかし逆を考えると「お互いの信頼」が無くなった事かも知れませんが、我が齋藤農園でも、時代の要請に答えべくこの度『齋藤農園のホームページ」を遅まきながら開設・公開しました。このホームページを通じ「農業に対する思い・取り組み方」そして「農のすがた」「自然環境の大切さ」「農を通して消費者と生産者の絆」などをご理解いただき、堂本千葉県知事が推奨する「千産千消」、そして我が農園で力を入れている「身土不二」の訓えを通じ「地域内での自給・循環」そして「自給率の向上」に少しでもつながって行けば幸いに存じます。

 なお、このホームページ作成に当たってはホームページビルダーを利用しておりますが、操作方法が「若葉マーク」と言うか「紅葉マーク」で操作方法がイマイチ理解できておりませんので、なにとぞご理解、ご協力のほどお願い申し上げます。
 皆様の暖かい指導を仰ぎながら、新鮮でより充実したホームページづくりに励みます。

  たわわに実る豊水
   平成16年秋

平成16年秋 コシヒカリ

こんにちは、ようこそ齋藤農園へ