30年間の眠りから覚めた『御堂谷』 ⇒ 谷津田の復活

茂原農学校の生徒や地元の人達 
         により復活された谷津田

2005.4.23 きれいに代掻きをされ
        田植え(古代米)を待つ

2005.4.23 「カワニナ」と
  「東京サンショウオの幼虫」
   チョツトみずらいね!!

  トキの住める環境を夢に、谷津田の再生に挑戦

 野生のトキを谷津田に呼び戻そうと、県立茂原農業高校、農業土木部の生徒たちが一宮町の御堂谷の谷津田を動植物が共生する豊な自然環境を蘇らせようと平成13年から取り組んでいる。昨年は、こうした活動を日本高等学校農業クラブ全国大会で文部科学大臣奨励賞を受賞した。
 今年のテーマは「トキを谷津田に呼び戻そう」生徒たちはトキの飛来を夢見て「ビオ田んぼ」づくりに力を入れている。この御堂谷は山あいで耕作条件が悪く早くから耕作放棄され既に30年以上が経過し、竹や雑木が生え、やぶ化した水田を重機を使わず、クワとカマ等の手作業で復活させた。(若い人達は強い)
 長生郡周辺は、野生のトキが生息する中国陝西省と同じく北緯35度前後に位置し、年間の気候もほぼ同じで、谷津田の地形も良く似ていると言われた。
 ビオ田んぼづくりには、多くの住民の力が必要、生徒たちや渡邉教論(同部顧問)は「手がかかるけれども、谷津田にトキが舞い降りる日まで保全活動を続けます、多くの人達と取り組みたい」と言っている。

わが家の山林に隣接した谷津田(御堂谷)
昔は、冬に1年間の燃料確保のため
山に落ち葉や枝等を集めに行った。
昨年から、隣のよしみで微力ながら応援をしていてます。是非皆様のご協力をお願い申し上げます

昨年の御堂谷の収穫祭の様子 『2004.11.6』

メニューは、「黒米とコシヒカリのおにぎり」
「豚汁」「地元野菜のお新香」「黒豆の枝豆」等
ビールが無かったのがチョットさみしかった?

収穫祭の準備をする
        茂原農業高校の生徒

谷津田オーナー(亀崎氏)のこだわりを各所へ掲示

齋藤農園にご来園の皆様、是非御堂谷にトキの飛来を目指し
皆様のお力をお貸し下さい。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
     御堂谷は、日本人の原風景、
                『上総の国一宮』の原点です。

そして各種作業終了後は、皆で美酒をたらふく飲もう!!!

みどやつ

来年は、もっと田んぼを復元しょうよ!!
  亀崎オーナーと握る拳に
         力が入る渡邉教論

収穫祭で挨拶する、篠瀬前一宮町議長
    右側の山が我が家の山林

 味はどうかな? 足りるかなー!、
   心配する茂原農高生

今後、今年の様子を順次更新して参ります。
                
     お楽しみに!!!

空気も爽やか、マイナスイオンがいっぱい
   豚汁、おにぎり全ての物が大変美味しかった。
           自然に感謝です。 『合 掌』

2005.05.01  御堂谷の続報

2005.05.01 全体の様子

2005.05.01
  いっぱいのオタマジャクシ

全体の約半分は4/24にコシヒカリを田植え

元気に育って、
  豊作で有ります様に

5月7日 田植えの様子

午前中、小雨降る肌寒いなか頑張りました
   黒米・みどり米の古代米を植えました。

皆、キッチリと植えてよ!
  気合をかける、亀崎オーナー夫人

総監督、亀崎オーナー
  若いもんにゃ負けられね!

小さなお子さんから大人まで
    田植えを見守るギャラリー
     赤いカッパと小さな籠が
         とっても可愛いかった。

後半は茂原農業高校の生徒も加わって

雨にも負けづ、ワイワイ
     ガヤガヤ頑張るメンバー

若人よ!、力を入れてガンパレ

老いも若きも力合わせて、
     なかなかイイ風景(和むね)

なぁー、どの位獲れるかな?。
     (仲の良いオーナー夫婦

自然がいっぱいの御堂谷
       綺麗に咲き誇る野草たち

                         2005.05.07撮影

ヤマツツジ

 ノアザミの蕾

 ホタルカズラ

ノアザミ

タツナミソウ

ヒガンマムシソウ(花は彼岸に)

ハンゲショウの群生
   開花は6月下旬

蘇る御堂谷の『ホタル鑑賞会』の夕べ

 今年も6月下旬から7月上旬にかけて、『平家ホタル』が乱舞する予定です、
そこでホタルの羽化時期を見計らい「ホタル鑑賞会の夕べ」を開催予定です興味
のある方は、一報下さい、日時・場所をご案内致します。
 なお、誠に恐縮とは存じますが、「環境の保全」のため御堂谷の所在は遇えて
公開をいたしません、なにとぞご理解とご協力のほどお願い致します。

2005.06.05 御堂谷の続報

    田植え1ヵ月後の様子


2005.06.05 全景

2005.05.07 田植えした黒米
元気に根付き、分けつが進む

水温も上がりカワニナも元気に活動しています。

トウキョウサンショウオ4月末に5mm位であったが
        6月5日には約3cmくらに成長していた。
        大きくなると(親)陸へ上がって暮らす。

黒米(アサムラサキ)

分けつが進む緑米

  カメラを向けたらビックリして
          湖面を滑走するカイツブリ
   ズームが限界、望遠レンズが欲しいな。
  谷津田に隣接する柏谷堰(農業用ため池)にて


5月7日に田植えした黒米、苗も順調に育ってい
るが草も元気、秋の収穫を楽しみに草取り作業
 2005.06.11 カッシャと!

なかなかいい感じに分けつ。(黒米)
       2005.06.11 カツシャと!

2005.06.25 田んぼ次第に青々と
しかし手前の大きい田んぼ、草に
食われてチョット不味いな!
!!

オーナー夫婦で仲良く田植えした緑米(モチ)
中々良い感じで分けつが進む、正月のお餅
が楽しみ。

御堂谷分校は生徒数がイマイチ
   来年はもっと募集しないと廃校になっちゃうかも。
   ♪ソットノゾイテミテゴラン、
           ミンナデオュウギシテイルヨ♪

2005.06.25PM8:00 蛍鑑賞会の下見
あっちで少し飛んでいるけど、チョット早いな!

御堂谷の文月(7月)

ハンゲショウ(半夏生&半化粧)の開花

夏至から11日目頃に葉が白くなるので、
「半夏生」と呼ばれるらしい。花がついた
そばの葉だけが白くなる。

花が咲き終わるとまた緑色
に戻るらしいよ!。

帰りに、一山超えて松子地区へ行って見た。
松子も御堂谷と同じ谷戸(谷津田)、平成12年度
から、一宮町立東浪見小学校の生徒達が、休耕
の水田を利用して、「10万匹のクロメダカの学校」
を総合的学習の時間で目指している。

メダカ池の隣のハス田では   
蓮の花が今が盛りと咲き誇る

早い花は、もう実になっている

田んぼの端に昨年の実?

御堂谷から一山超えた
       松子地区へ寄り道

頑張れ!、東浪見小の生徒達
  私ども大人は、自然について今一度
  真剣に考え、行動をしねば!!!

       ほんとうに綺麗だ
でもハスの花って、お盆を思い出すね!

2005.07.03 

   GNP120とは?
(G)元気で。
(N)長生きして。
(P)120歳くらいでポックリと死ぬ。

いよいよ葉月(8月) 
   稲も元気に出穂です!
           
撮影は2005.07.30

5月7日に田植えした
    GNP120の黒米、元気に出穂
    中々良い感じで出穂、秋が楽しみ!

私がお姉さん、一段と背伸びして

半夏生、花が終わったら
      白い葉は、やっぱり元の緑色へ

『樅山あかり・うららちゃん』の
     コシヒカリも遅れじと出穂開始

羽化して間もない
  ムギワラトンボ(シオカラトンボの♀)
  今朝(7月30日)一斉に羽化したのか
  他にも沢山飛んでいた。

8月の全体の様子
相変らず手前のコシヒカリの生育はイマイチ

原因、草に栄養分を横取りされた、生存競争は
厳しいね。

このページの先頭へ

穂が赤紫色と綺麗なアクネモチの出穂

2005.08.20現在

透き通る様な綺麗な青空

いよいよ刈り取りまじかな黒米

西方向を望む全景

2005.09.04 黒米の刈取り

NGP120のメンバー・茂原農高の生徒達で刈取り作業

作業開始に当たり打合せ

茂原農高の先生から刈取り方法の説明

稲の束ね方の説明

菅藁(稲を束ねる藁)の準備

将来が有望、大人顔負け鎌捌き

刈り取り作業も終盤戦

最後に茂原農高の生徒が架けて終了

刈り取り作業終了

亀崎オーナーの講評 『お疲れ様でした。』

来年度に向けての課題を
    説明する茂原農高の渡邊先生

完成したおだ架け、カッシャと一枚

2005.09.17  黒米の籾すり

おだ架けで自然乾燥した黒米の籾摺り
収穫しれたモミは、コンバインの袋約3袋
と少量のため、「籾摺り精米機」で籾摺り

籾摺りをした状態、
       少々の籾が残る。

少々残った籾を皆で選別

  木陰で一服

小袋へ分けて

          籾摺り作業完了     
     思っていた以上の収量ににっこり・やったね!
 

自然は正直秋の花
       コスモスが開花

  2005.09.17 AM7:59撮影

今年の黒米、良い色しているね!

  亀崎オーナーの総括
 今年は「GNP120」と言うグループが結成され、そのグループの皆さん
と茂原農業高校の生徒達で、御堂谷の谷津田に黒米を栽培し、本日
最終工程の籾摺りを行い、黒米67kg収穫出来ました。
振返って見ると、5月7日小雨降るちょっと肌寒い日に田植えをし、春先
は低温と日照不足で生育が心配され、その後雨都合も間々ならず、水
不足に悩まされ、苦労は多かったが7月30日は待望の出穂、その後は
天候も良く順調に進み、9月3日稲刈りとなりました、稲刈り当日はスコー
ルの様な雨に悩まされましたが、皆さんの協力で午前中に完了しました。
そして本日最終の籾摺りを行い黒米が完成いたしました。
 ここに『関係者の皆さん』そして『お天道様』に感謝申し上げます。
                                   『合掌です。』
                                    

亀崎オーナー(左側)とGNP120のメンバー

2005.09.23 御堂谷の秋色 

杭の上にはイナゴ、みどり米はとう熟中
           そしてコシヒカリは乾燥中

  稲穂に赤トンボ

コシヒカリただ今天然乾燥中
          目標水分値16%

Photographer shigeo 2005.09.23

「秋分の日」&「彼岸の中日」

孫生え(ひこばえ)
  9月4日に刈取った黒米の稲株から
  芽を出し、小さな稲穂が付いている。

収穫祭時の『芋煮』用の里芋も順調に生育中

トンボの9面カット

正月用の餅「みどり米」も順調に成育中

10月中旬頃刈り取り予定、ただ今籾にデンプンを供給中

2005.10.16 みどり米の刈り取り

小雨降る午後1時からGNP120メンバーでみどり米(餅米)収穫作業

雨の中の作業完了、講評では5月7日春雨の降る田植あったが、
              刈り取り作業も秋雨、誰か雨人がいるのでは? 
                        そして今後の予定の打合せをして解散 

GNPグループの皆さん、雨に負けず一気刈取る
          あとはお天道様に乾燥をしてもらい、
                    脱穀・籾摺りしてお正月のお餅に!!!